要介護認定 訪問調査
要介護認定訪問調査
原則、市町村が行います。訪問調査内容はもちろん秘密厳守です。秘密を漏らした調査員は、刑事罰を受けます。
訪問調査 質問のポイント
寝返りに関する質問
- 何かにつかまらなくてもできる
- 何かにつかまればできる
- 何かにつかまってもできない
起き上がりに関する質問
- 何かにつかまらなくてもできる
- 何かにつかまればできる
- 何かにつかまってもできない
歩行に関する質問
- 直立した状態で5メートル以上歩けるかどうか
※実際に歩いてくださいと言われる場合もあります。
椅子・ベッド・車椅子などからの立ち上がりに関する質問
- 誰の助けも要らずできるのか
- 何かにつかまればできるのか
- 誰かの助けなしにはできないのか
一般家庭浴槽に関する質問
- 1人でできるのか
- 介助を必要とするのか
- 介助はどの程度必要か
洗身に関する質問
- 1人でできるのか
- 介助を必要とするのか
- 介助はどの程度必要か
尿意・便意に関する質問
- 尿意・便意の自覚はあるか
- その自覚から実際に排尿・排便につながっているか
※質問の意図は失禁の有無とは別にあります。
食事摂取に関する質問
- 誰の介助もなく1人でしているか
- 誰かの介助が必要か
※質問の意図は、実際に1人で食事摂取をすることができるかではなく、今現在の状況です。
視力に関する質問
- 新聞や雑誌が見えるか
- 新聞や雑誌が見えないのか
- 眼鏡やコンタクトレンズの使用可
※質問の意図は、読めるか読めないかではなく、見えるか見えないかです。
聴力に関する質問
- 聞こえるか聞こえないのかの確認
- 補聴器の使用可
行動に関する質問
- 調査日以前1か月以内に問題行動があったかなかったか
訪問調査の結果
- 公正かつ、客観的な調査を行うため、認定調査票は全国共通です。
- 訪問調査の結果は、介護認定審査会における一次判定に使われます。
- 一次判定では、訪問調査票のほかに「主治医の意見書」も使用されます。