通所介護

通所介護(デイサービス)とは

通所介護とは、一般的にデイサービスといわれているサービスで、要介護・要支援の認定を受けた人が利用できます。

 

 

通所介護は、老人デイサービスや養護老人ホームなどの施設に通って介護サービスを受けます。サービスの内容は次のとおりです。

 

 

要介護1〜5の認定を受けた人と要支援1・2の認定を受けた人に行われるサービスは、入浴、食事、排泄などの日常生活にかかわる介護が行われ、健康チェックや運動機能や口腔機能の訓練があります。そのほかには、健康維持を目指した体操や筋力トレーニング、ストレッチなどが主なサービスです。

 

 

また、要支援者が利用する介護予防通所介護では、要支援から要介護の状態や病気の症状が悪化しないように、生活に必要な筋力を鍛えたり、レクリエーションを楽しんで心を豊かにしたりするサービスが積極的に行われているようです。

 

 

このように通所介護では、できるだけ自立した生活が送れるようにすることが大きな目的となっていますが、高齢者や要介護者、要支援者の社会的な疎外感を解消する目的もあります。そして、毎日介護をしている人にとっては、心身の疲れや負担を軽減し、介護生活に疲れ果ててしまうことを防ぐ目的もあります。

 

 

通所介護を利用するには、要介護認定を受けてケアマネジャーにケアプランを作成してもらいます。そこで、本人や家族の希望を踏まえて、週に何回利用できるか、利用料金はどのくらいかかるのかなど、事前に確認することができます。

 

 

例えば、要介護5の人が、3時間以上5時間未満で利用すると1回628円、5時間以上7時間未満で1,025円の利用料金がかかりますが、これはあくまでも目安なので、実際に利用するときは要介護度や市区町村、利用施設などによって異なります。また、食費、日常生活費など別途かかる費用があります。

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